撥水剤と釉薬掛け 2022年8月30日 佐藤清花 釉薬をかける前に作品の高台裏に撥水剤を筆で塗ります。シリコンを溶剤で溶いたものです。 これを塗った部分は釉薬をはじくため、高台裏の釉薬を拭き取る作業が楽になります。そして見た目も綺麗✨ 釉薬の拭き取りが不十分だったり、流れやすい釉薬をかけた際には棚板(窯で作品を載せて焼く道具)に釉が流れてしまいます。 流れた釉薬は剥がして、コーティングを塗り直します! 器のギリギリの部分まで釉薬を掛けたい時には道具土の上に貝殻を乗せ作品に足をつけます! これを三つくらい高台下に設置 貝殻を使って焼いた生徒さんの作品 このような工夫で、棚板に作品がくっつくことを防ぎます。